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訪問営業やその他のご相談

増改築工事中の住まいの手配は必要ですか。


工事範囲がいちじるしく広範囲にわたる場合や、キッチンやトイレのように生活上なしでは済まされない場合を工事する、また病人、幼児などのように工事中の騒音や危険性に耐え
られない家族がいる場合には、一時的に移転を考えるべきでしょう。
学校の夏休みを利用して、キャンプや親類の家に子供だけ行かせて、その間にという手もよく使われます。
もちろん、だれもいない空き家を工事する方が、施工者にとっても楽で能率的ですが、新築に比べて考えた時に、引っ越さないですむということが増改築のメリットでもあるわけです。
工事の手順をよく考え、段取りをよくすれば大抵の場合、引っ越しをしないでも工事は可能です。ほこりと騒音は我慢しなければなりませんが…。
その他、家具を一時的に他の部屋へ移動させなければならない場合なども出てきますので、この際必要ない物は捨てておきましょう。

家財道具を保管してもらう場合、保管場所や費用について教えて下さい。


プレハブの物置を建てたり親戚の空き部屋を借りるのも一案ですが、保管の状態や万一の事を考えると、ベストの方法とはいえません。そこで、注目されているのが、引っ越し業者
や保管業者のトランクルームを利用するやり方です。経費は保管料の他に引っ越しの費用が加算されます。
保管料は「コンテナー台分が10日間で2万円から」とか「2tトラックー台分でーヶ月2万5千
円」というように、まとめて請求するところや、最低費1部屋分からと決めて下見をし、細かく見積って予算を示す業者などさまざまです。保管料は比較的安いという印象ですが、いずれも往復の配送料、梱包料が加算されるので、これが高くついてしまうこともあるようです。
業者をきめるチェックポイントは、保管状況と賠償責任をみることです。業者によっては、高価な家財はお断りというところや毛皮、美術品専用の倉庫を持っているところがあり、依頼をする前に十分な打ち合わせが必要です。
家財道具が保管されてる場所の状況を確かめ、トラブルが発生した時の賠償責任や最低補償額について、必ずチェックしておきましょう。
これには、運輸省からのトランクルームとしての、許可認定マークのある会社を選ぶのもしつの目安です。これらの名前については、(社)日本倉庫協会(03・3643・1221)に聞くと
教えてくれます。

昭和55年築の木造2階建て住宅に住んでいますが、外壁にヒビが入っているので、工務店に相談したところ、修理するよりも建て替えた方が良いと簡単に言われてしまいました。修理して使いたいのですが、どうしたらよいでしょうか。


まず外壁のヒビから雨が侵入しない様に防水処理を施して下さい。この作業 は営繕屋さんや塗装屋に頼めば、すぐにきれいにしてくれますが、所詮その場しのぎのお化粧に過ぎません。
なぜ壁にヒビが入ったのか、その原因を修理しなければ根本的な解決にはなりません。おそらく耐震基準があまい昭和56年以前の建物ですから壁の量や強度が不足している為にヒビが発生したものと思われます。大地震が来る前に、耐震ノウハウを持つ業者に相談をして補強することをお勧めします。

木造一階建住宅の外壁が古いので、塗装会社が何社も営業に来て困っています。中には、このまま塗装しないと家が腐って傾いてしまうと言う業者もいます。本当ですかり心配です。


肯い外壁が目立つ住宅は、訪問販売系の外壁塗装業者が営業をする目標となります。
自社施工のビデオを貸し出して、興味のありそうな客の所へは毎日顔を出してしまい契約となります。そうならない為には、出入りの大工さんがいても、いなくても、「家の事はいつも出入りの大工さんに相談しますので結構です」と明確に断るのが良いでしょう。
ただし外壁の雨じまいの状況を専門家に調べてもらって下さい。雨水が外壁内に入るのを放置しておくと、柱や上台を腐らせて建物の万命を短くしてしまう事があります。外壁は古く汚れていても防水性があれば塗装する必要はありません。

シロアリ業者が突然来て、風窓に羽アリがいたので床下を調査させてほしいと言われました。断りましたが心配です。


業者か見せた羽アリが本当にシロアリで、そのお宅のものかどうか疑問です。
4~5匹ではなく、一建物の中から多量に発生してくるのであれば別ですが、大抵の場合、営業トークで不安をあおり契約を取る訪問販売の手シロアリ消毒の薬剤は、シックハウスの原因の一つと言われ話題になっているホルムアルデヒドよりもさらに悪い影響を人体に及ぼすので危険です。
消費者センターの調査でも頭痛・のどがいがらっぼい・目がチカチカする等の被害が報告されています。化学物質による消毒よりも全く無害な天然素材を活用して木材を守る方法が開発されていますので、これを施工すれば殺虫と予防になります。最高一千万円の防蟻保証付なので安心です。

築28年のコロニアル葺きの屋根が白くみすぼらしいので、いろいろな業者が葺き替えの営業に来ます。このままでは雨漏りで家がダメになると言われ心配です。


屋根は建物の中で最も過酷な自然条件にさらされているので、色々な事故や故障の起きやすい部分です。雨漏りがその代表的なものです。雨漏りしていると日常的にも困りますし、建物は急速に傷んできますので早急に手入れをしなければなりません。
コロニアルの場合は、太陽光に焼けて白くなっているぐらいでは、雨漏りの原因にはなりません。屋根の尾根や谷の部分に使われている金属の部分(板金)が、風で飛んでしまったり、サビて穴が開いてしまったり、位置がずれたりすると、雨漏りの原一因となる事が多いようです。
今回調べさせて頂いて、すぐに雨漏りするような屋根の状態ではありませんでしたので、葺き替えの必要はないと報告しました。それを聞いて、奥様も安心された様子です。

木造二階建て住宅の外壁に、大きなヒビが何ヶ所も入っているので建ててもらった工務店に相談したら、修理するよりも建て替えた方が良いと簡単に言われ、困っている。


現地を確認すると、奥様は「現在の間取りが気に入っているので、少々古いが建て直す必要は無く、修理して使いたい」と言う事でした。早速、耐震診断をしたところ、昭和56年以前の建物に多く見られる状態(筋交いや火打ちが付いていない)でした。これでは外壁に大きなヒビが入るのは仕方ありません。
幸い土台や柱・梁は白蟻の食害も無く良い状態でしたので、コンピュー ター診断で壁量バランスを見ながら、壁強度を増して、土台・柱・梁の接合部を補強することを含めた総合リフォームを提案しました。
新築の3分の一の費用で、地震に強い快適な住まいができ、ご家族は大喜ひです。