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増築・リフォームについてのご相談


夫婦と小学3年の息子の3人家族です。半年後に両親と実家に同居することになりました。
2階の6畳3部屋に住む予定で、キッチン、バス、トイレなどを2階に設けたいと希望しています。築27年と古い木造住宅なので、水廻りを新たに作る工事が可能か心配です。
また、6畳間に設けるか、1階屋根部分に増築するか、どちらが良いのでしょうか?


水廻りの工事は可能です。けれども、構造材の老朽化がどのくらい進んでいるか、一度専門家に見てもらうようにしてください。現在の平屋部分は、構造材や梁などの寸法が平屋なりのものしか使われていません。1階に重力がかからないように、柱に工夫をすればよいでしょう。

さて、水廻りの新たな設備配管の方法は、外壁の外側に設けて2階に持ってくる露出タイプと、1回の今ある水廻りから分岐する内臓タイプの2通りがあります。もし、現在ある2階の2部屋にはほとんど手を入れないのなら、増築部分に水廻りを作るほうが、既存部分の取り壊しがない分、費用を抑えることが出来ます。

全体のプランを考える際には、リフォーム後、何年生活するかといった、将来の計画も十分検討したいものです。とりあえず数年間、形を整わせるだけでよいならその方策も考えられます。木造住宅は30年くらいを耐久性のめどにしますが、柱や梁などの構造がしっかりしていれば、リフォームして50~60年以上保たせることは充分に可能です。その際、耐震補強をしっかりしてリフォームすることをお勧めします。
いずれにしてもリフォームをする際には、将来10年くらいの生活を見越してプランを練るのが理想といえるでしょう。

2LDKの中古マンションに、夫婦と中学2年、高校1年、会社員の娘の5人で住んでいます。バスルーム前の洗面スペースが狭いため、朝は身支度の時間でサニタリーが混み合います。そこで、洗面スペースの近くに、簡単なリフォームで、朝の身支度コーナーを作ることはできないものでしょうか。


ご質問のコーナーのスペースをどうとればいいか、図面を拝見したいところです。廊下ぐらいの広さに、新たにコーナーを作るのは無理でしょう。また洗面所の中にこれ以上スペースがないならば、インテリア小物や家具のアイデアで処理するのも一案です。
以前、厚さ8㎝の薄い縦長の家具を設計したことがありました。真ん中に縦長の鏡があり、両側に化粧品棚を設けた家具です。廊下に取り付けたのですが、なかなか好評でした。もちろん、戸棚に両開きの扉が付けば、申し分ありません。

もっと簡単な方法として、洗面所近くの廊下に、巾30㎝の縦長の鏡を取り付けて、化粧品用のワゴンか、各自の小箱または引き出しや物入れが付いたスツールなどを買うか作るかして、座りながら化粧品などの身支度をするのはいかがでしょう。外出前の全身チェックもでき、家族全員で利用できます。

もしマンションの壁が、コンクリートやブロックでなく、木造の壁でしたら、壁の厚みを利用して、その中に埋め込むような棚をオーダーするのも解決法の一つです。邪魔にならず、スペースもとらないので効果的です。

マンションを近々リフォームする予定ですが、風呂をジェットバスに、6畳の和室をその
ままリビングにしたいと考えています。注意点を教えて下さい。


まず、ジェットバスですが、最初に必要なことは、マンションを管理しているところで、設置が許されているかどうか確かめて下さい。集合住宅の場合、いろいろ決めごとがあって不可能なことがあります。

ジェットバスの騒音についてはかなりの問題がありますが、耐震装置を施すと階下への影響もかなり減少されます。しかし、階下へはスラブ(床板の構造であるコンクリート)の厚さが20m前後で区切られ、また、隣家とも同様ですから音を完壁に防ぐこごは不可能です。耐震装置が仮に備わっていたとしても周辺への影響は免れませんので、このことを考慮した上でマンションの管理者に承諾を得ることです。

次にリビングの方ですが、6畳間を和室のままいかすのであれば隣室とのつながりを、よりスムーズにし家族の団らんの場となるように、間仕切り壁や襖をなるべく大きく取り払い、できれば畳の床を15m位上げられるとよいでしょう。

この時、問題になることは、掃き出しの窓がバルコニー側についている場合、窓の入れ替えが不可能ですから無理になってきます。もし、和室の隣が洋室または食堂などなら、思い切って床を30㎝弱上げて少しの踏台をつければ上がり降りが楽になります。こうすることにより、掘ごたつができ、マンション生活もより楽しくなります。

2LDKの中古マンションに、夫婦と中学2年、高校1年、会社員の娘の5人で住んでいます。バスルーム前の洗面スペースが狭いため、朝は身支度の時間でサニタリーが混み合います。そこで、洗面スペースの近くに、簡単なリフォームで、朝の身支度コーナーを作ることはできないものでしょうか。


ご質問のコーナーのスペースをどうとればいいか、図面を拝見したいところです。廊下ぐらいの広さに、新たにコーナーを作るのは無理でしょう。また洗面所の中にこれ以上スペースがないならば、インテリア小物や家具のアイデアで処理するのも一案です。
以前、厚さ8㎝の薄い縦長の家具を設計したことがありました。真ん中に縦長の鏡があり、両側に化粧品棚を設けた家具です。廊下に取り付けたのですが、なかなか好評でした。もちろん、戸棚に両開きの扉が付けば、申し分ありません。

もっと簡単な方法として、洗面所近くの廊下に、巾30㎝の縦長の鏡を取り付けて、化粧品用のワゴンか、各自の小箱または引き出しや物入れが付いたスツールなどを買うか作るかして、座りながら化粧品などの身支度をするのはいかがでしょう。外出前の全身チェックもでき、家族全員で利用できます。

もしマンションの壁が、コンクリートやブロックでなく、木造の壁でしたら、壁の厚みを利用して、その中に埋め込むような棚をオーダーするのも解決法の一つです。邪魔にならず、スペースもとらないので効果的です。

3歳、4歳、7歳と育ち盛りの子供が三人います。公団住宅に住んでいますが、下の階の方から子供が駆け回る音がうるさいと、何度か苦情が来ました。今回リフォームをするにあたり騒音対策にどんな配慮をすればよいでしょうか。


騒音対策は音の程度により対処も異なりますが、方策をいくつか紹介します。

第一にカーペットの敷きつめをする。これは音の伝導を抑える効果が高い方法です。ただし子供の小さい家庭では、汚れの点で数年したらカーペットを交換するというような事も考えられます。

次にコルクタイルにする。物の接する音がソフトで踏み心地もよく、子供が床で遊ぶ時も肌に優しい接触感があります。

フローリングにしたい場合は、床の表面材とコンクリート部分の間が空洞のままだと、太鼓と同じ原理でかえって音が大きくなるので処理が必要です。

他に床材の裏にゴムや発砲スチロールが接着しているものがありますが、子供のドタドタ走る音が消えるほどの効果はなく、イスやテーブルを引く音が気にならないという程度でしょう。

工事に際しては、あらかじめ工期と音の出るピークを説明し、騒音対策を講じたリフォームであることを階下の方にも説明し、内諾を得ておきましょう。

マンション生活の場合、階下の騒音は気になるものですが、何らかの方策と生活態度で許しを願う以外はないでしょう。小学生になったら子供に共同生活のマナーをしつける事もいい結果を生むかもしれません。

中古で一戸建てを購入予定です。2階の北側にある洋室に窓が2つあるのですが、壁と天井のクロスにカビが生えています。現在の住人は結露に悩まされているために、物置同様に使っているということです。購入したらクロスは替えるつもりですが、結露を予防する手立てがあれば、教えてください。


結露は、外気温と内気温の差から生じます。防止のためには、壁下地材を壁から少し離し、外壁との間に空気層を設けてボードを張る2重張りが一般的ですが、その程度でおさまるものかどうか、結露の状況により処理方法も異なります。

簡単なものは、前記の2重張りの上に、防カビ性の処理が施してあるクロスを張る方法があります。この場合でも、立地条件により外気温との差が特に激しい場合は、外壁とボードの間に断熱材を入れると良いでしょう。さらに、大がかりにはなりますが、二つの窓の内側に、断熱用の樹脂製のサッシを取り付けて二重サッシにする方法もあります。このサッシは防音効果にも優れていますので、近隣の騒音に悩まされているお宅にも役立ちます。

また、ご質問では壁だけではなく天井にもカビが生えているとのことですが、結露ではなく、外壁の亀裂や屋根等の破損から、雨漏りしていることもありますので、一度、専門家に診断して貰うことをお勧めします。

築15年の2LDKのマンションに夫婦2人暮らしです。夫が定年を迎え、家にいる時間が増えたので、以前から圧迫感があり気になっていた10畳あるリビングの居心地を良くする為に、天井を高くしたいと考えています。雑誌で天井を高くした例を見たのですが、本当に可能でしょうか。


天井が高くできるかどうかは、天井裏に空間があるかどうかによって決まります。可能かどうかを確認するために、天井をコンコンと叩いてみてください。コンクリートを叩く重い音がしたときは、スラブといって階ごとのコンクリート板ですから、構造上、天井の高さを変えることは不可能です。板を叩くような音がした場合は、プラスターボードという厚さ1㎝前後の板が張ってあり、板とスラブの間、つまり天井裏には空間があるので、天井を高くする事が可能になります。

その場合は、天井裏の高さを確認しておかないと、せっかくの計画が無駄になってしまいます。一般に、和室押入の天井の合板は、手で持ち上げると簡単に開きます。そこから、どの程度の高さがあるのか見ることが出来ます。他にも、洗面所や浴室の天井に点検口が設けられているケースもありますが、洗面所や浴槽の天井はリビングより低いので、天井裏に高さがあっても、リビングの天井高と比べるなど充分に調べてください。
もっとも確かな方法は、施工図で確認するか、設計者か施工者に聞くことでしょう。

3年前に中古で購入した築13年の3DKの一戸建てに住んでいます。夫はレコード会社勤務、私は近所でピアノ講師をしています。2人とも音楽関係の仕事をしているので、前からオーディオルームが欲しいと話していました。雑誌で地下室にある家を見て、地下室を作りオーディオルームにすることを思いつきました。新たにつくることは可能でしょうか。


法律上の制限を気にされているようですが、次のような問題があります。ご質問にもあるようなオーディオルームは居間扱いですから、建物の床面積の合計である延床面積に入ります。現在の建物面積と地域の容積率(土地と延べ床との比率)が不明ですからはっきりお答えできませんが、土地の面積に対して、建物の床面積が法律の制限いっぱいに建っている時は、これ以上床面積を増やすことは、残念ながらできません。

さらに、居間の条件として、その部屋の広さの7分の1の大きさの採光面積、つまり窓が必要と法律で定められています。建物の完全な真下につくるのではなく、建物と斜めにずらしてドライエリアを設け採光を確保したり、3倍の明るさになると認められている天窓を設置することになります。(壁面後退有)

ご質問のように、後工事で地下室をつくる場合リスクは大きいものと考えなければいけません。たとえば、地盤の状態はどうか、残土の運び出しが可能か、などの敷地条件の他に、現在の建物全体に構造上の問題がないか、など様々な問題が絡んでくるので、充分な調査と検討が必要ですが、現在は後工事でも地下室を作れる新工法がありますので、法律上の制限をクリアー出来れば、施工は充分に可能であるといえます。

1台分の駐車スペースに2台駐車できるようにしたいのですが…。


2台駐車は最近不可欠になりつつあるようです。各家の車が次々と2台になっていくと、交通渋滞につながる以外は、郊外住宅での買い物や若者向きのレジャーなどにももう1台あればこの上なく楽しい生活が過ごせそうですね。

一時折見かける2段式の鉄骨でできている駐車場があります。この型には2タイプあり、上段の車を必要とする時、下にある車を出さなくてはならないものと、そのままにしておいても出入りができるものがあります。
そして、基礎打ちも大がかりのものと、そうでないものとタイプによってことなりますから、よく説明を聞く必要があります。

しかし、理想を言いますと、この2段式のものはスペースがなくて止むを得ない時に生かされるもので、家全体のバランスからいいますと、建物のすぐ脇に有料駐車場のようなイメージが伴うのは免れませんし、ややもすると威圧感や多少の恐怖感もありそうです。

敷地と前面道路に多少の距離があれば多少道路にかかっても道路と平行して置くか、近くの有料駐車場を探して利用するなど、どうしても2台常駐しなければならない期間を考え合わせて、そこまで大がかりな装置にするかどうか検討してみる必要もありそうです。

住まいは優しく建てたいもの、どうしてもと言う方は余り頑強なものより軽快なタイプとデザインを選ばれると良いでしょう。

現在マンションに住んでいますが、カーペットの直張りをフローリングに替えたいと思っています。よく騒音の苦情などがあると聞きますが、防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。また、完全に防げるものなのでしょうか。


カーペットの直張りをフローリングに替えるとき、施工上の留意点から、床材や床下地があまり厚くならないようにしないと、ドア下の枠やバルコニーに面したサッシとの取り合いでよく問題になります。直張り用のフローリング材として、ゴムや発砲スチロール等が裏打ちされているものがありますが、これは音の伝導をやわらげるばかりでなく、スラブ(床のコンクリート構造)の表面の凹凸のカバーもします。
しかし、→般的にはスラブの施工精度はよくありませんので、さらにその上にモルタルを使って金ゴテで表面を平にしてから、直張り用のフローリングを張ることになると思います。

騒音といっても子供が走り回る音、椅子を引きずる音、物を落とした音、ステレオの音などいろいろとあり、防音用の床材もフローリングの木材と裏打ちのゴム材の厚みが異なるものがあります。

また、さらに本格的に費用を掛けるなら、床下地材を特殊な金物で支持し、階下への伝達を最小限にする工法もあります。
しかし、音に関しては、もともとの構造体から捉えない限り、完壁に防ぐということはできませんので、過度の期待はできないということを覚えていてください。

2階の窓(1間分)にベランダを後付けできるでしょうか。


構造などを考慮すればできます。当然ベランダ全体の荷重をささえる方法を考えなくてはいけません。もし、そこに1階の屋根がある時は、屋根の下の柱と梁をよく調べて荷重に耐えられるかどうかを専門家に見てもらいましょう。多分、大丈夫かと思われますが、建物の老朽によっても判断が異なってきます。

また、1階の屋根がない時は、柱を必要とします。間ロー間の窓とのことですが、ベランダの間口と幅によって、それに応じた本数が必要になります。ベランダも異なる手すりの他に、物干しなどが必要なら竿受けなども必要ですから、全ての荷重により柱やケタ(床を支える横木)を決めていきます。

増改築の時期はいつ頃がよいでしょうか。


狭い、収納スペースが不足になった、設備が古くなったなど、住まいに対してはいろいろな不満がでると思いますが、その度に増改築をするわけにはいきません。生活に支障をきたすようなトラブル以外は、ライフスタイルの変化などをきっかけにして、行動を起こすというのが多いと思います。
住宅を左右するほどのライフスタイルの変化は、家族構成の変化です。子供の出産、成長、結婚、同居等によるものですが、ある程度の予測が可能です。長子が中学入学時に子供部屋の増築、子供の結婚で二世帯住宅へ増改築、70歳でシルバー住宅へ増改築…などが考えられます。
また、設備機器の老朽化も考えておかなければならないことでしょう。ボイラー、冷暖房機器類は7~8年、長くても10年位が寿命ですから、このあたりも時期を考える目安ということになります。この他に、受験期を避ける、ローンの借入れ、返済の予定も加味して考慮してください。
工事着工時期の決定は、住みながらの工事ですから寒い時、梅雨の時期は避けましょう。また、竣工が年末になる場合は、日程にゆとりを持たせて工事途中で年を越すことのないように、工務店の手の空きそうな頃を前もって予約しておくとよいでしょう。どうしても条件の悪い時期にかかる場合は、屋根、外壁が完成して内装工事になってしまえば、少々の雨や風でも工事は可能ですから、プランと工事のしゃすさまで考えて設計をすることが大切です。

壁紙を張り替えようと思い業者の方に相談しましたところ、厚いカタログを持ってきて、柄はこちらの方で選ぶことになりました。小さなチップでは仕上ったときどのような感じのものになるのか見当もつきません。上手な選び方はないでしょうか。


この方はとても大切なことに気づいています。色や柄もサンプル帳からは正しく判断できません。以前、設計した家の壁紙は小さいサンプルで選んだため、小さな模様が所々あることが分かりませんでした。張り終わった時点で、慌てて別の品番に張り替えてもらったことがありました。
一般的には、ある程度決まった段階で30㎝角の大きなサンプルをメーカーから取り寄せ、確認して決定します。業者の人に頼めば取り寄せてくれるはずです。
それでも心配なときは、その厚いカタログのメーカーのショールームに出向いて、さらに大きなサンプルで見てみましょう。その際、ほかの内装材とのバランスもありますから、サンプルやカタログを持っていくのがよいで七よう。床材、天井材、カーテン、家具との調和も大切なことです。
ショールームでは専門家がアドバイスしてくれます。また、大きめのサンプルも持ち帰ることができますので、家族にも説明したり相談したりすることができます。

増改築では工事費、工事期間の目安はどのくらいでしょうか。


どのくらいの工事をすると、どのくらいの工事費と工事期間がかかるかは、工事の内容によって全く異なります。工事費は、同じ規模の仕事なら新築の場合より当然高くつき、場合によっては、二倍以上になることがあります。これは、壊しの手間がかかること、新しい部分と古い部分をつなぎ合わせるために手間がかかること、半端な仕事が多いので、材料も手間も割高になること、住んだままで工事をするため、間仕切りや仮設、養生などの余分な費用がかかってしまう存部分の補強や手直しが必要になることなどが原因です。
工事費と工期の経済性を考えると、2階を増築するより離れ式の増築にするというように、既存部分との接続工事が最も少ない形で考えるのが賢明です。
増改築の工事費のおおよその目安は、増改築の面積に新築建築工事単価一つまり坪当たりの工事費の2倍を掛けて、それとは別にシステムキッチンやトイレなどの設備と、10%ほどの諸経費を足したもの程度と考えておくと良いでしょう.工期については、増改築となれば、最低でも一か月、場合によっては、2~3か月という場合もあり、工事の内容によってさまざまです。依頼の仕方を、予算、日程の希望をきめて、それでできる範囲という方法をとるのもよいかもしれません。

増改築工事の依頼先の選び方を教えて下さい。


増改築工事は、小口工事のためどうしても新築の合間の仕事ということになってしまい余程大掛かりな工事でないと、大きな工務店ではなかなか受けてくれません。
まず、第一の候補は、その家を建てた時に工事をした工務店があげられます。
既存家屋の状態も良く分かっていますから、安心してまかせられます。ただ、ハウスメーカーで建てたものの増改築をそのメーカーに依頼した場合、かえって割高になる場合もあるようです。これは、多分ハウスメーカーの増改築の経費が割高に設定しているためだと思われます。
こうした工事業者がない場合は、設計者の紹介、知人の紹介をたどるのがよいでしょう。できるだけ工事現場に近い業者がよいのですが、これも、技術、工事費等が同じ程度ならという条件があってのことです。
増改築工事の見積りは、新旧の接合部や、部分的な取り壊しなどがあって大変見積りのしにくい仕事です。しかし、これをやらないと、のちのちのトラブルの原因になります。工事内容のはっきりした見積りができるということは、先が読めるということですから、こうした業者なら任せても大丈夫でしょう。
丁寧にこちらの言い分を聞いてくれるということも大切です。これは、いいなりになるということではなく、要求を聞いて、専門家の立場で的確なアドバイス、または、判断をして納得のいく説明ができるということです。もし設計者なしで工事を進めるつもりなら業者選びは慎重を期して下さい。

増改築をする際の法律上の注意点を教えて下さい。


増築でも改築でも工事が完成した時点で、建築基準法に違反してはいけません。建築許可の確認なしで増築できるのは、床面積が10平方m以下のものです。改築、改修でも大規模な場合は許可の確認が必要です。
まず面積については、増築をした結果、新旧合わせた建築面積や延べ床面積が、建ぺい率や容積率を超えてしまうものは建築することができません。次に高さの制限があります。建てられる最高の高さが、建物が建っている地域によって決められているほか、敷地の接している道路の幅や、建物と敷地境界までの距離から計算して決められた高さの線を超えた建物を建てることは、許可されません。
2階の増築にあたっては、特に容積率のチェックのほかに、この高さの制限が問題になるでしょう。建物の内部的な点では、採光の問題が大きいと思います。増築のために既存の部屋に採光が採れなくなるようでは困ります。居室の採光ということも、基準法に規定があります。また、窓をはやりの出窓にする場合、その地域が準防火や防火の指定地域であれば、ガラスを網入りのものにするか、防火性能のある雨戸を付けなければいけません。このほかにもいろいろありますが、これらは・個人及び地域の居住環境を良好にかつ安全に保つためのものですから是非守って下さい。
工事の際には法律上の注意も必要です輝それ以上にご近所との関係も大切です。工事前の近隣へのご挨拶や、休日にはなるべく騒音の出る工事をしないなどの配慮が必要です。

2階を増改築する時のプラン上の注意点を教えて下さい。


構造上では、2階の増築によって建物重量が増えます。また単純な垂直荷重だけでなく、壁面が受ける風圧は建物が高くなるほど強ぐなります。これに耐えられるものにしなければなりません。
柱の補強、梁の架け替えと補強、基礎の補強、筋違いの補強をして、耐力壁増加などで1階の構造体が2階を乗せる負担に耐えられるようにしなければなりません。
2階への増築を業界の用語で「オカグラ」といったりしますが、仮設のお神楽舞台のように揺れたりせず、不安定でないものを造るための注意点は次のようなことです。
通常2階建てにする場合は、最低でも建物の四隅に4本の通し柱を立て、上にかかった力を直接下へ伝え、構造体に無理がかからないようにしてあります。増築の場合は、1階までの柱に継ぎ足しをしたり、梁の上に乗せたりして2階の柱を立てざるをえませんが、できるだけ新たに添え柱を立てて、通し柱をつくったり、1階の柱のある上に2階の柱を立てる等、間取りを考える時にも注意するようにしましよう。
平面上では、1階のどの位置に階段を造ることができるかが問題です。この位置によって、2階の間取りが使い良くも悪くもなり、増築の効果を左右します。
また、水回りを2階に増築する場合は、給排水の配管の位置を1階の水回りの上に重ねるようにした方が、工事費も安く、施工上、使用上のトラブルが少なくてすみます。

増改築で開口部を増やせますか。


柱と柱の間に掛けられた斜材(筋交い)が入った壁は専門用語で、耐力壁と呼び、これを壊してしまったのでは、建物が弱くなり、地震などの災害時に倒壊の恐れがあります。
どの壁が、この耐力壁になっているかは、設計図があると直ぐ分かりますが、ない場合は建物全体の壁の量と配置のバランスなどから判断することになります。建物全体を見てあまり壁の量が少なくなるようなら、専門家のアドバイスを受けるのが良いでしょう。
どうしても、という場合、この筋交いを残して、開口部のデザインに取り込んでしまったり、他の壁を補強して建物の強度を確保するという方法もあります。
また、既にある窓を大きくする場合には、横幅を伸ばすだけでなく、縦に伸ばし、天井近くまで伸ばすと、部屋の奥の方まで光りが届くようになります。壁に開口が取れない場合は、トップライトを考えてみてはいかがでしょう。同じ窓面積であれば3倍の明るさを得ることができるのが、屋根面に取り付けたトップライトです。既製品を利用すれば、開閉の仕方もスライド式、突き出し式と選べ、雨仕舞いの心配もなく楽に工事が出来ます。
準防火地域では→延焼の恐れのある部分の窓は、防火性能をもったものにしなければならないと義務づけられています。特に建築許可を受ける必要のない程度の増改築では、大切な構造上、防火上のチェックもフリーパスになってしまいますが、自分の財産と命を守るためにも、法律上の義務は守りましょう。

小屋裏を利用したいのですが。


これには、屋根の掛け替え工事を伴う場合と伴わない場合とがあります。
屋根の工事なしで、増築するとなると、天井と屋根の間にどのくらいのゆとりがあるかが、問題になりますが、屋根の傾斜が急な場合は小屋裏のスペースの利用は簡単にできます。屋根の傾斜が緩やかで天井ふところにゆとりがない場合、屋根を造りかえないと、小屋裏部屋はできません。
この工事は少々厄介ですが、既存の屋根を延長するような掛け方をすれば、割合楽に造ることができます。屋根の改築は、雨漏りの原因になりやすいので、なるべく簡単な形にし、谷をつくらないようにし、新旧のつなぎめの工事を入念にすることです。
小屋裏部屋の床は、既存の天井の上に造ることになりますが、現状では、屋根の荷重を対象としてつくられていますから、床の荷重に耐えられるように、梁の大きなものをかけるなどの補強工事も必要になります。
高さが十分とれない場合は、独立した部屋にしないで、ロフトにするとよいでしょう。
屋根を造り替える場合は、北側斜線や道路斜線などの高さ制限、天井高、面積などの法律上のチェックも必要です。
小屋裏は、夏期には、相当室温が高くなります。換気や使い道によっては、冷房の設備も考えておきたいものです。

増改築で造り付け家具を造るコツは?


造り付けの家具の良さは、床から天井までを有効に利用できるので収納効率が良く・部屋をすっきり使うことができ、一でっぱり等がないため、掃除がしゃすいことです。
ただ、不要になっても簡単に取り外すことができませんし、使い方が固定化してしまうという欠点があり、造る時は十分な検討が必要です。
造り付け家具を造る方法には、大工工事の造作工事によるものと、家具屋さんに頼むオーダー注文によるものと、既製品をアレンジしていくものとあります。一番安くできるのは、大工さんによる造作工事ですが、頑丈ざは保証付きですが、出来栄えは他の二つに劣ります。納戸の中やユーティリティ等余り目立たない場所ならよいでしょう。細かい工夫のいらない戸棚などなら、市販の扉を使えば、収納力のある実用的な物が得られます。家具屋さんによるオーダー物は、全く自由に設計し、取り付ける場所にぴったりの物が得られますが、コストが高くつきます。
収納家具のメーカーが出している既製品は、ユニット化やシステム化されていて、サイズ、デザイン、仕上げ、色などのバリエーションの数も相当多くありますから、取り付け場所に合わせて選ぶことで、かなり満足度璽。固いものが得られますし、値段、工期、施工精度も一応のレベルに達しているといえます。
それぞれの特徴を知って、使い分けをするとよいでしょう。

二世帯住宅を成功させる増改築は?


ニ世帯住宅のプランには、まず二世帯の分離の仕方をはっきりさせましょう。一完全に分離させてしまうのか、共用部分をもたせたセミ分離にするのか、また同居型にするのかです。
二世帯住宅に直したのに、息子夫婦が出ていってしまい、一人暮らしをしているという悲しい諸嬢いくらでもあります。我が家は大丈夫などと、たかをくくらずに、計画を立てる前段階での十分な検討が二世帯で暮らす成功の秘訣です。特に検討しておくべき点は、①プライバシーの問題②価値観の違いを認め合うこと③体力、体格の差④経済、税金の負担の区別をはっきりさせる⑤相続の問題等です。
なにもかも別々にして、週末の夕食後の団らんの時間を共有しようとか、家の出入りの時だけ接点とし、後はお互いに干渉しないとか、食事だけは一緒にするとかいろいろな暮らし方があるでしょう。
お互いにどういう形の暮らし方にするかが決まると、間取り、設備の程度、構造や技術に要求されるものが決まってきます。
二世帯住宅の問題は、精神的な面の満足度が大きく問われますが、平面計画の善し悪しで、トラブルを未然に防ぐこともできます。電気、ガス、水道のメーターを個々につける、境界壁に遮断材料を入れる、床材料を厚くして、階下への振動、防音の対策をするなどの技術的処理は、しっかりしておきましょう。
兄弟のある場合は、後々の相続問題も、ある程度は考慮した間取りを考えておくとよいでしょう。

自分でできるリフォームはありますか。


DOITYOURSELF1(DIY)のショッピングセンターに休日いってみると、なかなかの賑わいをしています。棚の板を寸法に合わせて切ってもらう人、組み立て家具の説明書に見入っている人……何だか自分でできることが沢山ありそうな気がしてきます。
アメリカの通信販売のカタログを見ていると、キッチンや物置はもちろんのこと、住宅でも部品が準備されていて、説明書にしたがって工事をすれば、素人でもつくれるようになったものがあります。広大な土地に点在して住んでいる状況では、他人の力を借りたくてもできないという事情があってのことでしょうが、森から木を切り出してログハウスを建てるのは、お父さんの仕事であった時代からほんの少ししか経ってはいないのですが、文明はだんだん人の能力をつぶしてしまっているのでしょうか。
さて、実際に私たちが、自分の家のリフォームを自分でするとしたら、どのくらいのことができるのでしょうか。個人の器用さと、いかに几帳面に仕事ができるかで違いますが、ごく初歩的なことでは、壁紙の張り替え、屋根や壁のペンキの塗り替え、樋の補修程度のことがあります。収納家具などは、システム化やユニット化されたものが沢山できていますから、こうしたものを使えば素人でも割合楽に、見た目のよいものがつくれます。
但し、ガス、電気、水道工事などは保安上の問題がありますから、専門家にまかせましょう。

リフォームをすることになりましたが、希望どおりにすると予算をかなりオーバーしてしまいます。予算内にできるだけ納めるためには、どんな工夫をすればよいのでしょうか。


予算内にできるだけ納めるための工夫といっても、いろいろな方法があります。
第一には、設備の移動距離と機器の選択。ガス工事、水道工事、電気工事がこれに該当しますが、大きく場所変更しますと、その分給水、排水管の長さと工事の手間がかかります。しかしこれも、移動した方がベストなら、これを最大条件にします。
第二に、仕上げ材の選択です。同じ壁紙でも、高級品と普及品では、一㎡当たり何百円も違いますので、壁と天井を張る場合などは、かなり減額になります。またフローリングも、メーカーによりさまざまなクオリティーとコストの違いがありますので、ふさわしいものを選択してください。
ただし、内装材の減額は、全体としてそう多くありませんので、安いからという理由だけで選ぶことは避けたいものです。毎日の暮らしのなかでも最も影響があり、視覚や触覚に訴える部分です。
たとえば、フローリングの代わりに、フローリング模様が印刷された長尺ビニールシートを選ぶなどは、もってのほかです。
第三に、構造体を生かすことです。なるべく、現在あるその壁をそのまま生かします。残材処理をしなくてよいこともありますが、壁を生かすと天井も生かせますので木工事の費用がかかりません。しかしこれも、全体のプランから練ったうえでの話です。

人が集まるリビングルームを実現したい。


家族ばかりでなく、大勢のお客様が集まる部屋でもあるリビングルーム。みんながくつろげる空間を目指したいものです。
落ち着いたりビングルームをつくるには、次のような方法があります。
テレビなどのAVシステム、ソファー、置物や絵、あるいはピアノ。そして新聞や雑誌など、リビングルームには、意外にモノがあふれています。
こういつたものは、どうしても部屋を狭く感じさせるので、収納スペースを設けましょう。もちろん、これらが本当にリビングルームに置くべきものなのかを検討することも忘れずに。
また、部屋全体に統一感をもたせるのも、リビングルームを広く見せるコツです。ソファーだけが、部屋の中で浮いていないか、壁やカーテンの色と、家具の色のバランスはとれているのか、他に収納できる場所はないのか、などの点も注意しましょう。
家具類の高さを低めに揃えると、部屋が広く開放感が感じられるようになります。
また人が集まるだけに、換気や暖房などの空調にも気をつけるようにしましよう。
暖房は、床暖房ひとつをとっても、電気やガス、灯油、その他の素材を使用するものと、いろいろなシステムがあります。自分の住まいにとって、どの形のシステムがいちばん無駄がなく、効率的に利用できるのか、よく吟味するようにしたいものです。

現在住んでいる家が古く、リフォームを考えています。増改築と建て替えではどちらが得でしょうか。


「どうしたらいいでしょう?」と相談すればほとんどの工務店は、「壊してくっけたり直したり面倒なことを考えるより、いっそさっぱり全部壊して新しく建て直した方がよいものができますよ」と、簡単に言うのではないでしょうか。確かにそうかもしれません。
増改築と建て替えの分岐点は、既存住宅の老朽化の程度と増改築の工事の規模にあるといえます。既存家屋の土台や柱、梁が傷んでいるとか、地盤の沈下などがある場合はもちろん建て替えを考えるべきです。また、家族構成や周囲環境の状況が変化して、快適に生活するには、相当大規模に手を加えなければならない場合も同じことがいえます。
私の経験では、在来工法の場合、相当建築年数が経っていても、増改築をきっかけにして、家全体を総点検し、丁寧な工事をすれば、十分使用できるものに変化します。
もちろん、この場合は、設計家の適切なアドバイスと良い工務店に恵まれる、ということが条件になります。
プレハブメーカーの住宅が、十数年ほどで建て替えられているという話を聞きますが、実にけしからんことだという気持ちになります。小さなリサイクルに注ぐエネルギーを住宅にまで広げるべきで、地球に優しい、省資源ということでは、増改築に軍配が上がるのではないでしょうか。

築25年の木造2階建て住宅に2人で住んでいます。夫が脳梗塞で倒れてしまい、幸いに命はとりとめたものの障害が残ってしまいました。8畳の和室を介護しやすいようにして欲しいのですが・・・。よろしくお願いします。


8畳の和室には床の間がありましたので、奥行きを少し広げてトイレに改造し、出入り口にはリニア式自動引戸を取り付けました。
この引戸は力がなくてもスッと開いて自動的に閉まりますので、介護する人も助かると思います。
押し入れはクローゼットに改造し、大きめの取手を付け、開け閉めがしやすいようにしました。ベッドの生活を提案し、灯油が熱源の温水式床暖房に車椅子対応のフローリングを貼りました。外出時には車椅子で直接外へ出られるように、デッキスペースとスロープを設けました。狭い玄関を通らずに、庭から直接出られるようにしたので便利だと思いますよ。
ケアマネージャーさんと奥さまと3人でじっくり相談する事が出来たので、使いやすい介護ルームが出来ましたね。

リビングを広げる為、和室を潰すか迷っています。


和室は普段あまり利用しないと分かっていても床に座る安心感やこたつでの一家団欒、そして何といっても畳の質感が好ましくて一部屋は欲しいと思うもの。そこで、どんな和室なら設ける事ができるのか見直して見ましょう。
洋室の隅に4.5畳に飾り棚と小さなスペースを設け、2面の壁に襖がくるように配置します。普段は壁の中に襖が入っていて、洋間とワンルームになっているというプランです。15cm位和室の床を高くしてもいいでしょう。毎日使うわけではないし独立した和室より、日常生活で足を伸ばしたり、横になったり、接待場所としたりできるような和室コーナーは味があるものです。2方向の襖のほかに、壁の部分にもうひとつ出入り口があれば独立した寝室にも使えます。
こうして多目的室にする事により、限られたスペースを暮らしの中で活用でき、より快適になります。

中古で一戸建てを購入予定です。2階の北側の洋室に窓が2つあるのですが、壁と天井のクロスにカビが生えています。現在の住人は結露に悩まされている為に、物置同様に使っているということです。購入したらクロスは替えるつもりですが、結露を予防する手立てがあれば、教えて下さい。


結露は、外気温と内気温の差から生じます。防止の為には、壁下地材を壁から少し離し、外壁との間に空気層を設けて、ボードを張る2重張りが一般的ですが、その程度で納まるものかどうか、結露の状況により処理方法も異なります。簡単なものは、2重張りの上に、防カビ性のクロスを貼る方法があります。この場合でも立地条件によっては断熱材を入れる必要があります。 また、天井のカビの場合、結露ではなく、外壁の亀裂や壁等の破損から、雨漏りしていることもありますので、一度、専門家に診断してもらうことをお勧めします。


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